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06月01日(高3) の授業内容です。今日は『受験数学ⅠAⅡB・平面図形と式』の“2直線の交点の軌跡”、“分数式の領域の描き方”、“図形の変換(2次変換)”、“値域の定義を利用して求める軌跡”を中心に進めました。

 今日のポイントです。
  ① 2直線の交点の軌跡
   1. 幾何的アプローチから
            解析的アプローチへ
   2. パラメタの存在条件
         (=パラメタについて解く)
  ② 分数式の領域の描き方
   1. 分数式を同値変形して積の形に
   2. 分母は0にならないことに要注意!
  ③ 図形の変換(2次変換)
   1. 通常の解法パターンである
       “逆に解くこと”ができない場合
   2. 場合分けと追跡
  ④ 値域の定義を利用して求める軌跡
   1. ③の方法も取りにくい場合
   2. 値域の定義に戻って処理
      (2次方程式の解の存在条件よる)
以上です。
 今日の最初は「2直線の交点の軌跡」。
 ポイントはパラメタについて解くこと。
『交点→連立→解を求める』はまったく必要あ
りません。“パラメタの代入消去”です。これが
必要十分条件です。
 次に「分数式の領域の描き方」。
 これも定石的に“積の形に変形する”がポイン
ト。同値になっているか分母に注意です。
 そして「図形の変換(2次変換)」。
 “2次変換”の場合、逆に解いても式が汚くなる
だけでお手上げです。
 “追跡”します。
 さらに進んだのが今日の最終問題。
「図形の内部」の変換です。
 これは「値域の定義を利用して求める軌跡」
です。
 今日の問題は“2次方程式の解の存在条件”に
持ち込みます。
 さて今日もお疲れさまでした。
今までの思考概念の枠・とらえ方を広げてい
きましょう。がんばっていきましょうね。
質問があれば直接またはLINEでどうぞ!