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12月21日(高1) の授業内容です。今日は『数学Ⅱ・式と証明』の“比例式の条件式がついた等式の証明”、“不等式の証明”、“実数の性質”、“平方の大小関係”、“相加平均と相乗平均の大小関係”を中心に進めました。

 今日のポイントです。
  ① 比例式の条件式がついた等式の証明
   ・“比例式は=kとおけ”
  ② 不等式A>Bの証明
   ・“A-B>0”を示す
  ③ 実数の性質
   ・不等式の証明において、実数の性質
     “2乗すると0以上である”を利用する
  ④ 平方の大小関係
   ・元の条件と、両辺を平方した式は
               同値ではない!
  ⑤ 相加平均と相乗平均の大小関係
   ・その証明
   ・活用場面
以上です。
 今日の最初は「比例式の条件式がついた等式の
証明」。これは鉄則があります!
“比例式は=kとおけ”です。これを用いると簡単
に証明できます。
次に「不等式A>Bの証明」。これも第一手順は決
まっていて、“A-Bをつくる”です。これが0より
大きいことを示します。そのためによく利用する
のが「実数の性質」です。実数は“2乗すると必
ず0以上”になります。ちなみにこの性質は実数
の定義ともいえます。
そして「平方の大小関係」。
A>Bの両辺をむやみに平方してはいけません。与
式との同値関係が崩れることがあります。それ
はどのようなときでしょうか? 授業で解説した
通りです。
最後に「相加平均と相乗平均の大小関係」。
頻出テーマですね。授業でお話ししたことをしっ
かり身につけてくださいね。
 さて今日もお疲れさまでした。がんばっていき
ましょう。
質問があれば直接またはLINEでどうぞ!