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12月16日(高3) の授業内容です。今日は『受験数学ⅠAⅡB・確率』の“何を根元事象にとるか”、“確率の最大最小”、“離散型変数関数の最大最小”、“確率と漸化式”、“確率漸化式の作り方”を中心に進めました。

 今日のポイントです。
  ① 何を根元事象にとるか
   ・復元か、非復元か―の確認
   ・すべて並べるのか、色だけに
        着目するのか―分母から決める
  ② 確率の最大最小
   ・漸化式の変数nは自然数しかとらない
              (離散型変数)
    → “階差の符号を調べる”
     or“階比と1の大小を調べる”
     or“いったん連続関数とみる”
  ③ 確率と漸化式
   ・各状態が直前の状態に依存して、
        確率的に定まる状態推移の過程
  ④ 確率漸化式の作り方
   ・5手順で作る
以上です。
 今日の最初は「何を根元事象にとるか」。
白、赤の玉を取り出していく場合、普通は“すべ
ての玉を区別して並べていく”のが定石ですが、
“色だけに着目”する方法があります。計算的に
はこれが最も簡単です。出来上がったnの式の最
大最小の求め方は全部で3通り。上の②の通りで
す。今回は“階差の符号を調べる”で解きました。
そして「確率漸化式」。
授業で解説した通りに作れば容易にできます。場
合分けの基準は覚えておきましょう。
 さて今日もお疲れさまでした。『確率』単元も
今日で終わりました。
次回からは“マーク試験”の演習が始まります。
共通テストを目指してがんばっていきましょう。
質問があれば直接またはLINEでどうぞ!